参加ビルダーを紹介するコーナー。今回は、「公式ビルダーズカタログ」の編集も担当しただくさんです。
だくさんは、主に自動車の作品を作っています。
最初の画像はセンチュリーCR6。「世界一過酷なモータースポーツ」とも呼ばれるダカールラリーを走るモデルです。
ダークブルーのパーツを上手に使いこなし、カッコいい色合いをキメています。ステアリングが作動し、今まさにレース中である、という臨場感・緊迫感が伝わってきます。背景の砂も、車が過酷な環境で走行しているんだな、という想像を掻き立てます。
こちらのオレンジ色の車はラジコンです!上手に格納されていますが、よ~く見ると、車内に電源ハブが見えますね。海老名ブリックカンファレンス2021で走らせる場所があるかわかりませんが、何らかの形で実演も見られるかもしれませんよ……?
こちらはトロフィートラックという車種だそうです。サンドグリーンを基調に、赤や黄色の差し色が光ります。
だくさんの作品はSUVやオフロード車が多いですね。テクニックパーツで構成された、いかつい車体の迫力は実物でしか味わえないでしょう。また、実物を見るときはプラスアルファで「色合い」にも注目したいですね!
ここまで大型の作品を紹介してきましたが、4wlc(4スタッドの自動車作品)も制作しています。小さいのに密度感は他の作品に負けていません!
そして制作の幅は空、宇宙まで。
ソ連のSu-27戦闘機。海老ブリにおけるミリタリーは、陸と海が多めな印象がありますが、空も負けてません!
ランディングギアも丁寧に作られています。
以前開催された宇宙船コンペに登場した宇宙貨物船。製品のほうをリスペクトした作品です。クラシックな外見にしつつも、細かいパーツで、より精緻に、模型のように作られています。あと、黒を背景とした写真も宇宙を感じる素晴らしいものです。
ここまで見てきましたが、だくさんの作品はカッコいい乗り物ばかりです!SUVも、戦闘機も、どれも私たちの心をワクワクさせてくれます。
今回は、そんなだくさんからメッセージをもらっています。
「はじめまして!2020年に続いて今年も参加する“だく“です。気持ちは若いつもりでいても、そろそろ老眼がでてくるお年頃なひとです。幼少時にレゴの宇宙シリーズ(通称:クラシックスペース)に魅了された後、自分の子供と遊ぶつもりでレゴに再ハマりしてしまいました。ちなみに私の子供たちはレゴに興味なしです。かつてはロボなど作っていましたが、最近の自作品を振り返ると車が多いですね。特にSUVが好きです。他には飛行機やスターウォーズなどのSFも好きな分野で、いわゆる雑食系です。来ていただいた方には、レゴって何でも作れるということを実感してほしいですね。ぜひオリジナル作品に挑戦して、SNSなどで見てもらってください。少しでもイイね!がつくともう虜ですよ。」
さぁ、「何でも作れる」を見に、海老名ブリックカンファレンス2021にいらしてください。10月23日(土)、24日(日)の開催ですよ!
写真提供:だくさん